最近1万人を達成したXのフォロワー数を見るたびに、ふと思い出すことがあります。
「あの時の5,000人、どこに消えたんだろう」
実は僕、フリーランスになる前、6年かけてコツコツ集めた5,000人の読者リストを、まるごと失った経験があるんですよね。
しかも、自分の不注意というか、完全に自業自得というか、、、
正直、今思い出しても結構ヘコむ話なんですが、最近のXのアルゴリズム変動を見ていて「あの時の教訓、ちゃんと覚えとかないとな」と思ったので、書いてみます。
「まぐまぐ」、覚えてますか?
そもそもの話なんですが、「まぐまぐ」っていうメルマガのプラットフォーム、知ってますか?
昔、副業でメルマガ配信が流行り始めた頃、メルマガと言えば「まぐまぐ」だったんですが、最近では知らない人も増えてきたみたいですね〜。
もう20年近く前になるんですが、当時の僕はITセキュリティ会社で働くSEで、「自分の知識をアウトプットしたい!」と思って、まぐまぐで無料メールマガジンを発行し始めました。2005年頃でした。(もう20年以上前!!)
メルマガ名は「めっちゃわかるセキュリティ!」。
初心者向けのセキュリティをわかりやすく説明する内容で、当時はサイバーセキュリティの一般向け情報ってほとんどなかったので、今思うとそこそこユニークな媒体だったかなと思います(自分で言うのもなんですが)。
平日5回の配信を地道に続けて、2012年頃には読者数が5,000人以上になってました。
最初の4年くらいは、ほぼ毎日書いてましたので、継続の力ですね!
今振り返っても、よくやってたなと思います。
ちなみに、メルマガに書いていた内容をマンガとしてKindle本で出版したこともあります。(当時は、まるっちというペンネームでした)
ブログに浮気して、メルマガを放置した
当時から「副業で稼ぎたい!」っていう気持ちもあって、メルマガに広告を載せたり、アフィリエイトを貼ったりしてました。
そこそこのお小遣いにはなったんですが、そもそも読者層がセキュリティに興味のある人たちなので、当時はあまり合う広告がなくて、売上的にはイマイチでした。。
一方、その頃は世の中的にブログアフィリエイトの一大ブーム。
「ブログのほうがメルマガより稼げるぞ!」みたいな話が周りでめちゃくちゃ飛び交っていて、僕もだんだんとブログ作りに熱中するようになっていきました。
そうこうしているうちに、メルマガの配信頻度はどんどん落ちて、2015年頃にはほぼ休刊状態に。
それでも、一応5,000人の読者リストはまぐまぐのサーバーの中にある状態でした。
「いつかまた何か発信したくなったら復活させよう」
そんな軽い気持ちで、僕はメルマガを放置したまま、ブログと本業に没頭していきました。
気づいたら、リストごと消えていた
それから数年。
ブログアフィリにも飽きて、本業のSEマネージャーとしての仕事もどんどん忙しくなり、メルマガのことは正直、頭からほとんど消えていました。
ある時ふと「そういえば、あのメルマガどうなったかな」と思って見に行ったら、、、
休刊状態がさらに続いて、いつの間にか廃刊になっていました。
そして問題はここからで。
まぐまぐって、メールアドレスのリストをダウンロードできない仕様なんですよ。
つまり、廃刊になった瞬間、6年かけてコツコツ集めた5,000人のメアドは、僕の手元には1件も残っていない状態で消えました。
もし独自の配信システムでやっていれば、リストはCSVなりで自分の手元に残せていたはずだし、他のプラットフォームに移管することだってできた。
でも、まぐまぐに乗っかっていた以上、それは不可能だったんですよね。
「プラットフォームに依存するって、こういうことか」と、後になってじんわり効いてきました。。。
とは言え、配信プラットフォームとして優秀だったまぐまぐには感謝もしてますよ。
改めて、痛感していること
その後、2024年に脱サラし、フリーランスとして独立して、今はXを主戦場にやっています。
ありがたいことに、フォロワーは1万人近くまで増えました。
でも最近のXって、フォロワー数があんまり関係なくて、アルゴリズム中心になってきてるじゃないですか。
バズる時はバズるけど、フォロワーに届かない時は本当に届かない。
そういうのを見ていると、改めてメルマガって貴重だったなーと思います。
あの時の経験で僕が失ったものを、改めて整理するとこんな感じです。
6年かけてコツコツ積み上げた5,000人の読者リスト
その人たちと直接やりとりできる連絡手段
信頼関係を再構築するための土台
何より、「これは自分の資産だ」と思える感覚
これ全部、プラットフォーム1つの仕様で消えちゃうんですよね。
正直、当時の僕に戻れるなら「頼むからリストだけは自分で持っとけ」と胸ぐらを掴んで言いたい(笑)
ということで、今はSubstackで改めて発信を始めようと思ってます。
Substackの良いところは、読者リストを自分でダウンロードできるところ。
万が一Substackが終わっても、リストさえ持っていれば別のプラットフォームで再開できる。
これって、20年前の自分には絶対に必要だった視点なんですよね。
もちろん、Xもnoteもこれからも続けます。
ただ、「プラットフォームに全部預けっぱなしにしない」というのは、もう二度と忘れないようにしようと思ってます。
フォロワーが多いとか少ないとかじゃなくて、自分で持ち運べる繋がりを作る。
これ、フリーランスやクリエイターにとっては結構大事なテーマじゃないかなと思います。
まあ、また何年か後に「あの時こうしておけば」って言ってるかもしれないですけどね(笑)
それも含めて、試行錯誤しながらやっていきます!
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